サーモグラフィーによる機器温度の点検。
過負荷はもちろん端子部の緩みや機器の異常時には
温度異常として現れる傾向にあります。
これまでも月次点検で様々な異常を発見しましたが
そのほとんどが温度異常により発見できるものでした。
写真は太陽光の使用前自己確認でのこと。
この状態では何の異常も確認できませんが
一番右のブレーカー一次側青相が過熱ぎみです。
これは母線接続部のボルト締め忘れにより過熱しており
端子部は90℃以上の温度に達していました。
放置すれば何かしらのトラブルに発展し
最悪の場合は火災の恐れもありました。
この事例はインスタグラムでも紹介しています。
https://www.instagram.com/gotou_denki/p/C35A98wvbUs
通常の放射温度計ではピンポイントの温度表示ですが
サーモグラフィー付きの放射温度計があれば
視覚的に異常を確認できるため
作業効率と点検の精度が高まります。