株式会社後藤電気 | キュービクルや高圧・特高設備の点検・工事

ブレーカー容量オーバー

 

月次点検で機器温度の点検において

ブレーカーの表面温度が高いところがありました。

負荷電流を計ってみようと思い裏側に回ると

 

 

ブレーカー接続部の温度は70℃を超えていました。

 

 

ブレーカーの定格電流400Aに対し

負荷電流は440Aと定格を超えています。

 

コンプレッサー室を確認すると

37kWのコンプレッサー4台が接続されていました。

4台がフル稼働すると400Aを超える計算になります。

増設や更新時に空いてるブレーカーを使用したのでしょう。

 

 

キュービクルからコンプレッサー室送りの回線が3回路あり

そのうち2回路が同じ盤に入っていました。

過負荷ではない回線の負荷に余裕があり

未使用のブレーカーがあったためそちらに振り替え。

負荷電流が300A程度となり解消しました。

 

幹線の増設や、別の盤へ振り替えとなると

工事代金は高額になるため

 たまたま同じ盤に余裕のある別回線があったので良かったです。

 

 

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